「久しぶりにエンジンをかけようとしたら、セルが弱々しい…」「そもそも動かなくなった…」
そんな経験、ありませんか?今回、愛車のマグナ50が不動になってしまい、実際にレストアしながら原因を突き止めていきます。今回は連載企画の第1弾、バッテリー交換編です。
マグナ50が不動に…まず疑うべきポイント
原付が長期間放置してに動かなくなったとき、多くの人がエンジン内部のトラブルを疑いがちです。しかし実際は、電気系統の不具合が原因であることも多いんです。
今回もまず基本に立ち返り、以下の順番で点検を行いました。
- バッテリー電圧のチェック
- キャブレターの調子
- フロントブレーキの引きずり
点検で判明した3つの不具合
簡単な点検だけでも、複数の不具合が見つかりました。
① バッテリーの電圧低下
テスターで測定したところ、バッテリー電圧が明らかに低下していました。セルが回らない、ホーンのの音がおかしいといった症状がある場合は、まずここを疑うのが鉄則です。
② フロントブレーキの固着
レバーを握ってもスムーズに動かず、車体を前後に動かすと重い感覚がありました。長年放置していた車両にはよくあるトラブルです。
③ フロントブレーキパッドの摩耗
固着と合わせて、パッドの残量も少なくなっていることが判明。これは次回以降の作業で対応していきます。
今回はバッテリー交換から着手
不具合が複数見つかりましたが、まずは**「エンジンがかかること」を最優先**に、バッテリー交換から進めていきます。
用意したバッテリー
今回使用したバッテリーはこちらです。原付・小型バイク向けのモデルで、コスパと信頼性のバランスが良く選びました。
交換手順
- バッテリーの接続を外す
- 古いバッテリーをキャリアから取り出す
- 新しいバッテリーを設置
- プラス端子→マイナス端子の順で接続
まず、車体の右側のカバーを外します。
ネジ1本です。
あとはクリップで止まっているので、割らないようにゆっくりと。
外れれば、ほこりまみれのバッテリーとご対面です。

マグナ50のバッテリーは、端子を外すのが簡単です。
工具はいりません。
バッテリー上部のカプラーの両サイドの爪を押さえて、スライドさせれば電路が遮断されます。
次に手前のバンドを左右どちらかを外せば、バッテリーを交換できます。
新しいバッテリーを取り付け、カプラーをパチンというまで押し込むだけです。

作業自体はドライバーさえあれば、10分程度で完了する、初心者でも挑戦しやすい内容です。
交換後の始動チェック
バッテリー交換後、セルボタンを押すと…
回ります。
けど、エンジンはかかりません・・・
長年放置された不動車は、そんなに甘くありません。
半年程度なら、バッテリー交換でエンジン始動なんてこともあり得ますが、長年になると・・・
次回予告:フロントブレーキ&キャブレターオーバーホール編
おそらく、キャブレター内のガソリンがとんでもないことになっているのでしょう・・・
次は、
- キャブレターのオーバーホール
- フロントブレーキの固着解消・パッド交換
次回はキャブレター編を中心に、分解〜清掃〜組み付けまでを写真付きで詳しく解説していく予定です。不動車の整備に興味がある方は、ぜひ続きもチェックしてください。

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