GB400TTのリアタイヤをDIY交換!ダンロップ110/90-18の組み付け手順を解説

GB400TT

前回の記事では、GB400TTのフロントタイヤ交換の手順をお伝えしました。

今回はその続き、リアタイヤの交換です。

パット見は、溝があるように見えますが

ヒビ割れが目立っています。

お決まりの比較写真です。
左の新しいタイヤが、右側のホイールに装着されます。

リアタイヤの交換は、フロントと比べてリアはホイールまわりのパーツが多く、少し手順が複雑になります。チェーンやブレーキロッドなど、外すものが増えるのでひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。

使用タイヤは前回同様、ダンロップ 110/90-18です。


用意したもの

リアホイールは重量があるので、転倒に不安がある方は、ジャッキで車体をしっかり安定させてから作業することが大雪です。転倒させると取り返しがつかないので、安全第一で進めましょう。


STEP1 リアホイールを車体から外す

チェーンを緩める

まずはドライブチェーンを緩めるため、アジャスターナットを緩めて、ボルトでチェーンを緩むようにしておきます。

マスターリンクのクリップを外してチェーンを切り離してもいいと思いますが、ホイールを外すので、シャフトを抜く時に、ダルンダルンに緩んだ状態になるようにしておきます。

ブレーキロッド・トルクロッドを外す

リアブレーキのロッドと、リアブレーキパネルを固定しているトルクロッドを外します。

ブレーキロッドはナットを緩めてピンを抜くだけですが、外す前にアジャスターの位置(ナットの位置)をメモか写真に残しておくと、組み付け時のブレーキ調整が楽になります。
今回は、ブレーキの調整もするため、特にメモなどは残していません。

アクスルナットを緩めてシャフトを抜く

リアアクスルシャフトのナットを外して、シャフトを抜きます。

チェーンアジャスターを緩めていますのでシャフトを引き抜く時に、チェーンをずらしておきます。
ホイールを外す時に、チェーンが地面に設置して汚れないように、受けれるものを用意しておきましょう。

ホイールを取り外す

シャフトが抜けたら、ホイールをスイングアームから外します。

リアはフロントより重量があるので、ゆっくり手前に引き出すイメージで。ブレーキパネル側が引っかかりやすいので、角度を変えながら慎重に外しましょう。


STEP2 古いタイヤをホイールから外す

ホイールが外れたら、まずエアを完全に抜きます。

よく見ると、タイヤのひび割れがひどいです・・・

タイヤレバーとリムプロテクターを使い、ビードをリムから外していきます。リア用の110/90-18はフロントより幅があるぶん、ビードが硬めに感じる場合があります。焦らず、少しずつレバーを進めていきましょう。

古いチューブも合わせて取り出して廃棄します。チューブは再利用せず、タイヤ交換のタイミングで必ず新品に交換するのがおすすめです。


STEP3 ホイールとタイヤの下準備

タイヤが外れたら、リムの内側をウエスできれいに拭いておきます。砂や錆が残っていると、新品チューブにダメージを与えることがあります。

ホイールも傷を付けないように気をつけましょう。


STEP4 新品チューブとタイヤを組み付ける

新品チューブをタイヤの中に入れる

新品のチューブをタイヤの中にセットします。このとき、チューブに少しだけ空気を入れて形を出しておくと、タイヤ内でよれにくくなります。

タイヤの回転方向を確認する

組み付け前に必ずタイヤ側面の矢印マーク(回転方向)を確認します。逆向きに組んでしまうと排水性やグリップ性能に影響するので、ここは慎重に。
組んでから気づくと、もう一度同じ作業をしなければなりません。

ビードクリームをたっぷり塗る

タイヤのビード全周と、ホイールのリム部分にビードクリームをたっぷり塗ります。

リアは幅が広い分、フロントよりも力が必要になります。ビードクリームは全周にしっかり塗布するのが、DIYタイヤ交換成功のカギです。

タイヤレバーでビードをはめ込む

できるだけ手の力ではめ込んでいき、最後だけタイヤレバーを使うのが理想です。

レバーを使う際はチューブを噛み込まないよう細心の注意を払いましょう。チューブを傷つけると、空気を入れた瞬間にバーストします。レバーを入れるたびに、チューブが挟まっていないか確認する習慣をつけましょう。


STEP5 空気を入れてビードを上げる

タイヤをはめ込んだら、まずゆっくりと空気を入れながらビードとリムの間にチューブが挟まっていないか確認します。

問題なければ一気にエアを注入。ビードが均一に上がれば成功です。

規定空気圧(GB400TTのリアは概ね225kPa前後)まで調整して完了です。実際の指定値はサービスマニュアルや車体のステッカーで確認してください。


STEP6 車体に取り付ける

外した逆の手順でホイールを車体に組み付けます。

アクスルシャフトの締め付けトルク

アクスルナットの締め付けトルクは、8.0〜10.0kgmが目安です(サービスマニュアルで確認してください)。フロントより大きいトルクで締め付けるので、トルクレンチを使用するのが確実です。

チェーンの張りを調整する

外したときに記録しておいたアジャスターの目盛りを参考に、左右均等にチェーンの張りを調整します。

チェーンの遊びは一般的に15〜25mm程度が目安ですが、こちらもサービスマニュアルの指定値に従いましょう。

ブレーキの効きを確認する

組み付け後は必ずブレーキロッドのアジャストを確認し、ブレーキが正常に効くかチェックします。走り出す前に、車体を押しながら手でブレーキをかけて効き具合を確認しておくのが鉄則です。


リアタイヤ交換を終えて

フロントに続いてリアも新品タイヤに交換完了。

前後ともピカピカの新品タイヤになったGB400TTを見ると、「ここまできたな」という達成感がありました。
ですが、車検を受けて、路上復帰まではまだまだ。

リアはフロントよりパーツが多くて少し手間がかかりましたが、ひとつひとつ確認しながら進めれば、DIYでも十分できる作業です。チューブの噛み込みだけは本当に注意が必要なので、焦らずゆっくりやるのが一番のコツです。


まとめ

チェックポイントポイント
チェーンアジャスターの目盛り外す前に写真で記録
ブレーキロッドのアジャスター位置外す前にメモ or 写真
タイヤの回転方向矢印マークを必ず確認
チューブの噛み込みレバーを使うたびに確認
アクスルナットのトルクトルクレンチで確実に
チェーンの張り左右均等・遊び量を確認
ブレーキの効き走行前に必ず確認

次回はいよいよバッテリー交換とエンジン始動に挑戦と思っていましたが、フロントブレーキが・・・次回もお楽しみに!


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