前回の記事では、不動だったマグナ50をバッテリー交換しました。今回はその第2弾、キャブレターの掃除を予定していましたが、諸事情があってフロントブレーキパッドの交換です。
点検の際に見つかっていた「ブレーキの固着」と「パッドの摩耗」。今回はこの2つをまとめて解消していきます。

キャリパーの取り外し
まずはフロントフォークからキャリパーを取り外します。

フロントフォークに2本のボルトで固定されています。
この2本のボルトを外すと、キャリパーを外すことができます。
パッドの状態を確認
取り外したキャリパーからパッドを見てみると、目視でもわかるほどしっかり減っていました。
キャリパーを取り外さなくても、装着された状態で、目視でも確認することはできます。

摩耗が明らかだったため、迷わず新品に交換することにしました。

キャリパーの裏側には、2本のボルトが固定されています。
六角形の頭のボルトです。

この2本のボルトを取り外すと
パッドを取り外すことができます。

見てわかるように、残り1mmを切っています・・・
固着の原因はキャリパーピストンの汚れだった
もう一つの課題だった「ブレーキの固着」。原因を探ってみると、キャリパーピストンの汚れが可動を妨げていたことが判明しました。
ピストンを清掃したところ、動きがスムーズに。放置していた車両にはよくある症状なので、パッド交換のタイミングで一緒にチェックしておきたいポイントです。
あわせて、ブレーキフルードの漏れがないかも確認しましたが、こちらは特に問題なし。ひとまず安心して作業を進められました。
新品パッドは交換前に「面取り」しておく
新しいパッドを取り付ける前に、ひと手間かけたのが面取りです。
パッドの角を軽く削っておくことで、ブレーキをかけたときの「鳴き」を防止できます。地味な作業ですが、乗り心地に直結する大事な工程です。

面取りしたパッドは、今回下記のものを使用しました。
グリスアップで鳴き止め対策
面取りに加えて、パッドの裏側や接触部分にグリスを塗布。これも鳴き防止のための定番の対策です。ブレーキ鳴きは放置していると気になるだけでなく、パッドの偏摩耗にもつながるので、しっかり処理しておきましょう。

組み付けは逆の手順で
パッドのセットが終わったら、あとは取り外しと逆の手順でキャリパーを元に戻していくだけです。
- パッドをキャリパーにセット(この時、プレーキフルードの確認と、ブレーキピストンを戻しておきます。)
- キャリパーをフロントフォークに取り付け
- 固定ボルトを規定トルクで締め付け
- ブレーキレバーを数回握って作動確認
まとめ:固着とパッド摩耗、両方まとめて解消
今回の作業で、点検時に見つかっていた「ブレーキ固着」と「パッド摩耗」の2つが同時に解決しました。ブレーキまわりは安全に直結する部分なので、少しでも違和感があれば早めのチェックがおすすめです。
バイクは走らないより、止まらない方が危険です。
しっかり、定期的にメンテナンスをやりましょう。
少しでも違和感があれば、点検をしましょう。
次回予告:キャブレターオーバーホール編
残る課題はキャブレターのオーバーホールのみとなりました。次回はいよいよキャブ分解〜清掃〜組み付けまでを詳しくレポートしていきます。お楽しみに。

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