ホンダのモンキーのレバーが遠くて握りにくい!その原因と解決法

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ホンダ・モンキーはコンパクトで扱いやすい人気のバイクですが、「ブレーキレバーやクラッチレバーが遠くて握りにくい」という悩みを持つライダーは意外と多いです。特に手が小さい方や女性ライダーにとっては、握るたびに力が入りにくく、長距離走行や渋滞時に疲れやすくなります。

そこで今回は、モンキーのレバーを交換して距離を短くし、握りやすくする方法を写真付きで解説します。

実際にモンキーで行った作業をベースにしていますので、初心者の方でも安心して取り組めます。

なぜレバーが遠く感じるのか?

レバーの握りにくさにはいくつかの原因があります。

  • レバー形状の問題:純正レバーは耐久性重視で設計され、手の小さな方には遠く感じやすい。
  • 可動部分の摩耗や固着:グリス切れや錆びで動きが重くなり、余計に握りにくい。
  • レバー調整機構がない:一部の車種では距離調整ができず、自分に合わない位置のまま。

こういった場合、調整機能付きレバーやショートレバーへの交換が効果的です。

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用意するもの

作業には以下の工具と部品を用意します。

  • 新しいブレーキレバー・クラッチレバー(調整機能付き・ショートタイプ推奨) → 楽天で人気のレバーセットはこちら
  • マイナスドライバー
  • 10mmのスパナ
  • グリス(摩耗防止用)
  • ウエス(汚れ拭き取り用)

作業手順

ここからは実際の作業を写真とともに解説します。

1. 作業前の準備

  • バイクを平らな場所に停め、エンジンを停止します。
  • 作業中に部品を落とさないよう、ウエスを足元に敷くと安心です。
  • タンクに傷をつけないように、タオルなどに被せておくことをおすすめします。

2. ブレーキレバーの取り外し

  1. ブレーキレバー根元の固定ボルトを緩めます。
  2. ボルトとナットを外し、レバーを引き抜きます。
  3. ピボット部分に汚れや錆びがあれば清掃します。

💡 ポイント:外したレバーの形状を確認し、新しいレバーが適合しているか比べましょう。

ブレーキレバーの付け根の10mmのボルトを取り外します。下側にナットが付いていますので、このナットを緩めて、上側のボルトを外します。


3. 新しいブレーキレバーの取り付け

  1. 新品レバーを取り付ける前に、取り外したボルトの汚れを落として、薄くグリスを塗っておくと動きが滑らかになります。
  2. ピボット部分に差し込み、ボルトとナットで固定します。

4. クラッチレバーの取り外し

 ブレーキレバーは、取り外して付けるだけですが、クラッチ側はワイヤーが取り付けられていますので、ちょっとだけコツがいります!!

  1. クラッチレバーの根本に被せられているカバーをめくります。
  2. ワイヤーの付け根を緩めて、レバーの固定ボルトとナットを外し、レバーを引き抜きます。
    右側は10mmのボルトですが、左側はマイナスドライバーと10mmのナットで取り外すことができます。

クラッチワイヤーの緩め方は

レバーの付け根にギザギザのネジみたいなものがあります。
この径が大きい方を緩めます。次に径の小さい方を回すことでクラッチワイヤーを緩めたり、締めたりの微調整をすることができます。
緩めたあとに、レバーを取り外した状態が上の写真です。


5. 新しいクラッチレバーの取り付け

  1. 新品レバーの可動部分にグリスを塗布。
  2. レバーを装着し、クラッチワイヤーを戻します。
  3. 遊びを調整して、握りやすい位置に設定します。

取り付けて調整が終われば、ラバーのカバーを元通りにしておきましょう!!


作業後のチェックポイント

  • レバーを握ったときにスムーズに動くか。
  • 遊びが適正(ブレーキ:約2〜5mm、クラッチ:約2〜3mm)。
  • レバーの距離が自分の手に合っているか。
  • 試走してブレーキ・クラッチが正常に動作するか。

握りやすいレバー選びのポイント

  1. アジャスター付き:ダイヤルで距離を調整できるタイプ。
  2. ショートレバー:4本指ではなく2〜3本指で操作する設計。
  3. アルミ削り出しタイプ:軽量で見た目もおしゃれ。

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実際に交換して感じたメリット

  • 握力が少なくて済むので長時間走っても疲れにくい。
  • 発進・停止がスムーズになり安全性が向上。
  • 見た目がカスタム感アップして満足度も高い。

まとめ

ブレーキレバーやクラッチレバーが遠く感じる場合は、調整機能付きやショートタイプのレバーに交換するだけで劇的に操作性が変わります。

ホンダ・モンキーはカスタムパーツも豊富なので、自分に合ったレバーを見つけやすいのも魅力です。

ぜひ今回の記事を参考に、あなたのモンキーをもっと乗りやすくカスタムしてみてください。

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