カブ90のタイヤ交換方法【初心者向け】溝・ヒビ割れの見方から交換手順まで完全解説

カブ90

こんにちは、桜ガレージです!今回は、いや、今回もカブ90のリアタイヤ交換の作業内容です。
「タイヤ交換って難しそう…」と思っている方も多いと思いますが、手順さえ分かれば初心者でも十分チャレンジできます。ショップにお願いするのもいいですが、何回も交換することがあるなら、工具を購入して、自分でやってみることも、愛着が湧いて、コストも安く済むのでいいかもしれません!!

今回は、タイヤの溝やヒビ割れの見方から、実際の交換手順まで写真付きで詳しく解説します!

タイヤ交換が必要なサイン

①タイヤの溝の確認方法

タイヤには「スリップサイン」と呼ばれる摩耗インジケーターが設けられています。溝の深さが約1.6mm以下になるとスリップサインが現れ、交換のサインです。カブのような小排気量バイクでも、溝がなくなると制動距離が大幅に伸び、雨の日は特に危険です。

カブ90のリアタイヤ(摩耗した状態)

↑こちらが今回交換前のリアタイヤです。YOKOHAMAのタイヤで、一見まだ使えそうに見えますが…

タイヤのトレッド面(溝が摩耗)

↑トレッド面のアップです。溝がかなり浅くなっています。スリップサインに指を当てて確認してみると…(これは取り外したときの写真です。外し方は下の方で説明しています。)

スリップサインの確認(溝が摩耗しているタイヤ)

↑スリップサインのところがほぼ面一になっています。これは完全に交換時期です!
 ※スリップサインは、タイヤ側面の▲マークから、地面の接地面を辿ればあります。

②サイドウォールのヒビ割れチェック

溝の深さだけでなく、タイヤのサイドウォール(側面)のヒビ割れも確認が必要です。ゴムが経年劣化するとひび割れが発生し、走行中にバーストする危険があります。

タイヤサイドウォールのヒビ割れ(交換が必要な状態)

↑サイドウォールに深いヒビ割れが入っています。こうなると走行中のバーストリスクが高く、即交換が必要です。
カブはチューブタイヤなので、もうしばらく大丈夫なんて思わないでください。

タイヤ交換の目安まとめ
・溝の深さが1.6mm以下(スリップサインが出ている)
・サイドウォールに深いヒビ割れがある
・製造から5年以上経過している(溝があっても劣化)

今回使ったタイヤ・チューブ・ビードワックス

カブ90のリアタイヤサイズは 2.50-17 です。今回もヨコハマタイヤを選びました。普段はIRCを愛用していますが・・・なんて
新しいチューブも用意していましたが、今回はそのままです。

タイヤ交換の手順

【準備】必要な工具

・スパナ(17mm、14mm、12mm、10mm)
・タイヤレバー(2〜3本)
・ビードワックス
・空気入れ
・木材(センタースタンドの安定に使用)

STEP1:センタースタンドで車体を安定させる

まず車体をセンタースタンドで立てます。地面が柔らかい場合や、スタンドが沈み込む場合は木の板などをかませて安定させましょう。後輪を持ち上げるためにスタンドの下に木材を入れると、ホイールが地面から浮いて作業しやすくなります。

センタースタンドに木材をかませて後輪を浮かせる

↑センタースタンドの下に木材をかませることで後輪が浮き、ホイールの取り外しがスムーズになります。(これは、かなりポイントです!!)

STEP2:ブレーキシャフトを取り外す

次にリアブレーキのブレーキシャフト(ブレーキロッド)を取り外します。ブレーキパネルから伸びているシャフトに付いているナットを緩め、ブレーキロッドをブレーキパネルから外します。

ブレーキシャフト取り外し部分
ブレーキシャフト取り外し作業

↑ブレーキシャフト部分です。ナットを外してロッドをフリーにします。スプリングが飛ばないように注意しましょう。

STEP3:リアシャフトを取り外す

リアアクスルシャフト(後輪の軸)のナットを緩めて取り外します。このカブ90は19mmのナットです。チェーンアジャスターも緩めておくと作業しやすくなります。

リアシャフト・ブレーキパネル取り外し

シャフトを抜けば、ホイールを取り外すことができます。
ここで、センタースタンドを高い位置にしていたことにより、外しやすくなります。

↓ホイールが取り外せました!ブレーキドラムも一緒に抜けてくる構造です。

ホイール取り外し後の状態

↓ブレーキパネルを取り外した状態。ドラムブレーキの構造が確認できます。

ブレーキドラム(左:旧、右:ホイール単体)

ブレーキシューは、以前に交換していますので、まだまだ交換は不要です。
こんな時に、ついでに見ておきましょう!!

STEP4:タイヤを交換する

ホイールからタイヤを取り外し、新しいタイヤとチューブを装着します。

ビードワックスを忘れずに!タイヤのビード(リムと接触する部分)にビードワックスをたっぷり塗ることで、タイヤレバーを使わなくてもスムーズにはめられます。

新旧タイヤの比較(左:古いタイヤ、右:新品タイヤ)

↑左が今回外した古いタイヤ(センターの溝がほぼない)、右が新品タイヤです。タイヤパターンは違いますが、溝の深さの違いが一目瞭然ですね!

↑まずは、虫回しを使用して、空気を抜きます。

次にエアーバルブの付け根のナットを取り外します。
これは、12mmのナットです。

タイヤレバーを使用して、古いタイヤを取り外します。
肝心な写真がありません・・・
外したチューブに空気を入れて、穴が空いていないかを確認します。
いつもは、タイヤ交換の際には、新しいチューブを入れていますが、今回は半年も経過しておらず、見た目も綺麗なので、そのまま使用します。

タイヤのビートクリームを塗って、ホイールに取り付けます。

チューブをタイヤ内に入れ、バルブをリムの穴から出します。
バルブがきちんと出ているか確認しましょう。
それと、できる限り、手で組み込むことをおすすめします。
最後の手で入らないところを、タイヤレバーを使用して取り付けます。
(最初からタイヤレバーを使用して、穴を開けてパンクさせないように気をつけてください)

STEP5:ホイールを戻して完成

新しいタイヤを装着したホイールを車体に戻します。取り外しの逆の手順で組み付けましょう。

  1. ホイールにブレーキをセット
  2. アクスルシャフトを通す
  3. ブレーキシャフト(ロッド)を接続する
  4. チェーンアジャスターで張りを調整する
  5. アクスルナットを規定トルクで締め付ける
  6. ブレーキの効き具合を確認する
  7. 空気圧を適正値に調整する(カブ90のリア:200kPa/2.0kgf/cm²)

まとめ

カブ90のタイヤ交換は、工具さえあれば初心者でも十分できる作業です。タイヤの溝やヒビ割れのチェックを定期的に行い、早めの交換を心がけましょう。特にサイドウォールのヒビ割れは見落としがちなので注意が必要です。

ビードワックスを使うと作業がグッと楽になりますので、ぜひ用意しておくことをおすすめします。皆さんも安全なカブライフを楽しんでください!

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