カブ90のチェーンを点検する!ガラガラ異音がする前に予防点検

カブ90

4月の新年度を迎えて、通勤快速のカブ90にトラブルがないように、たまにはチェーンを点検です。
エンジンオイルは、走行距離で定期的にメンテナンスしていますが、チェーンは意外と見ていない。
そんな方はいませんか?

今回は、カブ90のチェーン調整です。
そもそも、メーカー推奨は10,000kmで交換されています。
ですが、これは定期的なメンテナンスをした上での走行距離です。

チェーン調整もせずに走っていると、スプロケットを痛めたりしますので、他の部品にも影響がでます。
10万キロを走ることを目標に、メンテナンスしていますので、致命傷を負わないようにチェックします。

まずは、チェーンカバーに取り付けられている黒色の丸いカバーを取り外します。
爪でも外せないことはありませんが、小さいマイナスドライバーなどで外しましょう!!

キャップの中にチェーンが見えますが、概ね真ん中あたりが適正な位置になります。
たるみは、10mmから20mmまでの範囲です。
写真はちょっと緩んでいます。

ここからチェーンを張る作業です。
リアタイヤのシャフトを緩めます。

まずは、19mmのナットを緩めます。
このカブ90はロックナットになっていますので、割ピンは付いていないタイプです。割ピンが付いている場合は、割ピンを外してからになります。(割ピンが付いているものは、17mmのナットの場合があります)

完全にナットは外さなくても作業はできます。
この次に、23mmのナットを緩めます。

この23mmのナットを緩めれば、チェーンの張りを調整できるようになります。
シャフトに取り付けられているチェーンアジャスターの10mmのナットを締めます。

スイングアームには、5本の線が刻まれています。
それと、チェーンアジャスターにも線が刻まれています。
これを目印にしてください。
シャフトの左右には、同じように線が刻まれていますので、チェーンの張り具合を確認しながら、左右対称になるようにしてください。

意外と繊細な作業です!笑

最初は、張りすぎたりしましたが、慣れれば調整はできます。
少しだけ10mmから20mmまでの間に調整しますが、気持ち少し緩い目に調整すれば、最後にナットを締めた時にちょうどいい感じがします!!

写真の状態でも少しゆるい感じです。
調整が完了すれば、最初のようにキャップを付けて完了です!

こまめにメンテナンスされる方は、2回から3回のオイル交換の際に確認することをおすすめします。

今回使用した工具は

【即納在庫品】「直送」KTC 京都機械工具 工具 M5-1719 45°×6°ロングめがねレンチ 対辺寸法17×19mm 全長287mm M51719 ケイティーシー KYOTO TOOL

23mmのメガネレンチ

10mmのスパナ

これらの工具があればチェーンの張りを調整することができます。
それと、チェーンに注油する場合は、

★ ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml【北海道・沖縄・離島配送不可】

がおすすめです。
もし愛車のカブが、走り始めの時にカシャカシャ音がなる場合や、チェーン調整の時にチェーンに油が付着していない場合は、注油をおすすめします。

これからチェーン調整を考えている方の参考になれば嬉しいです。

過去の記事↓↓↓
スプロケットの交換を考えている方へ

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