はじめに
ホンダのカブ90は、その耐久性から、きっちりメンテナンスをしていれば「一生モノのバイク」と思っています。
私の愛車も現在走行距離4万キロを突破し、10万キロ達成を目標に日々メンテナンスを続けています。
最近気づいたのは、オイルの減りが少しずつ目立つようになってきたことです。
決して、定期的なエンジンオイルの交換を怠ったわけではありません。
通勤のシビアコンディションで減っているのか、4万キロも走れば、普通に走っていても、減るものなのか。他にも原因があるのか・・・
少しでもエンジンを長持ちさせたい。そこで今回のオイル交換では、前から迷っていた**ゾイル(ZOIL)**を投入してみました。
この記事では、写真を交えながらエンジンオイル交換の手順を紹介しつつ、ゾイルの特徴や今後の効果に期待するポイントをまとめます。
ゾイルとは?
ゾイルは、エンジン内部を保護し、摩擦を低減して寿命を延ばすといわれる添加剤です。特に長距離走行や古いエンジンに効果的とされ、私のように「カブをできるだけ長く乗りたい」と考えているライダーにとっては心強い存在です。
エンジンオイル交換の準備
カブ90のオイル交換は比較的簡単ですが、正しい手順を踏むことで失敗を防ぎます。
用意するもの
エンジンオイル交換手順
① オイルを温める
走行後すぐ、または数分アイドリングしてオイルを柔らかくします。

② ドレンボルトを外す
エンジン下部のドレンボルトを17mmレンチで緩め、オイルを抜きます。
勢いよく出るので注意しましょう。

③ 廃油を完全に抜く
数分放置し、古いオイルをしっかり排出します。

④ ドレンボルトを締める
パッキンを確認し、問題なければボルトを締め直します。
締めすぎ注意!
※パッキンは、新しいものに交換しましょう!!
⑤ 新しいオイルを注入
ここで、ゾイルの登場です!!

カブのエンジンオイルの規定量は、0.6Lです。

使用方法は、8〜10%を使用するみたいです。
60mlをゾイル、540mlをエンジンオイルです。
⑥ レベルゲージで確認
注入は、いつものオイル交換と同じようにします。

注入後は、レベルゲージで既定値にオイルが入っているか確認しましょう。
ゾイルを入れてみての感想
交換して、約100kmを走行しましたが、アイドリングの振動が静かになりました。
これは、なった感じがするではなく、静かになりました。振動がなくなった感じです。
また、長期的には以下のような効果を期待しています。
- 摩耗の軽減 → エンジン寿命延長
- オイル減りの改善
- 振動・騒音の低減
エンジンのオーバーホールもいいですが、バラす前に一度試してみる価値はあると思います。
正直、もう少し早く注入しておけばよかった・・・
もし、エンジンの不調、オイルの減り、アイドリングの振動など、気になることがあれば、いきなりゾイルか、最後の砦でゾイルを試してみるのはおすすめです!!
10万キロを目指すための工夫
長寿命を目指すには、オイル交換だけでなく以下も重要です。
- 定期的なバルブクリアランス調整
- チェーン給油と張りの確認
- エアクリーナー清掃
- ブレーキの効き、タイヤ空気圧の管理
日常点検を欠かさず、消耗品を定期的に交換していくことが10万キロへの道です。
まとめ
今回は、カブ90のオイル交換+ゾイル投入についてまとめました。
ゾイルの効果は今後の走行でじっくり検証していきたいと思います。
愛車を長く大切に乗りたい方は、ぜひゾイルを試してみてはいかがでしょうか?
コメント