1. はじめに
カブの純正ホーンは控えめな音で、車や歩行者に気づいてもらいにくいこともあります。
また、長年使用していれば、浸水して音が悪くなったり、場合によっては、鳴らなくなることもあります。強い雨の日でも活躍するカブだからこそ、普段壊れないところが壊れることもあります。
そこで今回は、純正ホーンを社外ホーンに交換して、よりクリアで力強い音にしたい方や、故障のついでに社外品のホーンを取り付けようと検討している方に向けて、実際の交換手順を紹介します
今回使用したホーンはアース配線が必要なタイプだったため、配線作業も少し工夫が必要でした。
「配線が苦手…」という方にも分かりやすく解説します!

2. 準備するもの(楽天アフィリエイトで紹介可)
ホーン交換に必要なものは以下の通りです。
種類 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
🔊 ホーン本体 | 社外12Vホーン | サイズ・音量に注意 |
🔌 ギボシ端子セット | ♂♀両方 | アース線接続に使用 |
🧵 配線コード | 0.75〜1.25sq程度 | アース線を延長する場合に便利 |
🔧 工具セット | ラチェット・スパナ・ドライバーなど | 汎用工具でOK |
🪛 電工ペンチ | 端子圧着用 | ギボシ作業に必須 |

3. 作業手順
STEP1:バッテリーを外す
まずは安全のため、マイナス端子を外して通電を止めます。
電装系の作業では必ず最初に行いましょう。
ショートしないように、必ず遮断しましょう!!
STEP2:純正ホーンを取り外す
ホーンはレッグガードの裏側にあります。
固定ボルト(10mm、12mm)を外し、レッグガードを取り外すか、少し持ち上げてホーンにアクセスできるようにします。
ホーンの付け根に取り付けられている10mmのボルトを取り外せば、ホーン本体を取り外すことができます。

これが純正ホーンです。接続されている配線がプラスの配線になります。
マイナスは、本体がボディーアースになっているため、端子が1個しかありません。
STEP3:社外ホーンを取り付ける
今回用意した社外ホーンには**+端子と−端子(アース)**があるものです。
カブの純正配線は+線のみのため、新たにアース配線を追加する必要があります。
ここで、アースって?配線が増えることがややこしい方は、純正のホーンをおすすめします。
今回、社外品を選定した理由は、純正とは違った音を求めて、それと費用が安く済むからです。
純正にこだわる場合は、純正1択です!!

STEP4:アース配線を作成
- ギボシ端子を使ってアース線を作ります。アースはハの字の端子を接続して、本体側は平端子のメスです。
- 社外ホーンの−端子に平端子のメス接続します。
- 反対側をフレームの金属部分(ボルト部など)に共締めしてアースを取ります。
今回は、ホーンの本体を固定するボルトに共締めしました。(ホーンを取り外したときのボルトです)
ポイント:
・塗装面は通電しにくいため、もし塗装面に接続する場合は、通電するように軽くヤスリで磨いて導通を確保しましょう。
・熱収縮チューブで仕上げると見た目もスマートです。

STEP5:ホーン音を確認
バッテリーを戻してキーをONにし、ホーンボタンを押します。
「ビーッ」としっかり鳴ればOKです!
音が出ない場合は以下をチェック👇
- アース接続が不十分
- 端子の接触不良
- ヒューズ切れ
4. 作業後の仕上げ
最後に配線をタイラップでまとめ、振動で擦れないよう固定します。
このひと手間で断線トラブルを防げます。
最初に取り外したレッグガードなどをしっかり固定して元通りにします!
5. まとめ
社外ホーンは音質も見た目もカスタム感が出て満足度が高いパーツです。
ただし、アース配線が必要なタイプは少しだけ手間がかかるので、今回の記事を参考にして安全に作業してください。
💡ポイントおさらい
- バッテリーを外してから作業
- 社外ホーンはアース線を追加
- 金属部分に確実にアースを取る
- 絶縁処理と配線固定を忘れずに!
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