不動車からコツコツとメンテンナスをして復活を目指してきたスズキのGSX400Sカタナですが、いよいよ車検です。
車検と言っても、お任せではなく、自分で陸運局へ持ち込むユーザー車検です!!
前回は、この車検のために、仮ナンバーこと、臨時運行許可の申請を行い、ナンバープレートを借りました。
車検は、その翌日です!!
では、バイクの車検で検査される項目は何でしょうか?
車検の際に準備する自動車検査票1に記載されている項目がチェックされます。
いろいろな項目が記載されていますが、バイクに該当するところが検査されます。
また、年式によって違いがあります。
まずは、同一性等です。
これは、長さ、幅、高さ、定員などです。
その前に、車体番号とエンジン型式も確認されます。
長さなどは、改造をしていなければ、メジャーを当てられることは稀ではないでしょうか。
これは、陸運支局によって違いがあるかもしれません。
時間短縮なのかもしれませんが、純正であれば、メジャーを当てられても、何も問題ありません。
次は、灯火類です。
ヘッドライトのハイとロー、ウインカー左右、ホーン、テールランプ、ウインカー左右、ナンバー灯など、点灯や点滅するものはすべて確認されます。
スピードメーターの距離なども確認されます。
今回は、ハンドルロックも確認していました。
また、オイル漏れやパーツの固定状態などチェックされます。
この検査中に、排ガス検査をすることもあります。
(今回の車体は、初年度登録が平成7年のため、排ガス検査はありません)
※ 平成11年以降の車体は検査対象です。
これは検査員によって、目視によって検査されます。
迷っても、誘導してもらえますので、焦る必要はありません。
(ですが、操作がわからず、後続バイクに迷惑かけないようにしましょう)
検査場によって違いがあると思いますが、一番最初に検査員によって、確認がされたあとに、あとは機械での検査になります。
ブレーキに制動力のチェックがあります。
ブレーキの効きが悪い場合に、検査が不合格になることがあります。
旧車などのドラムブレーキで効きが甘い車体は、検査時は強めに制動するイメージでブレーキをかけたほうがいいと思います。
スピードメーターの検査では、時速40kmでタイヤが回転している時に、メーターと一致するかを確認します。
パッシングや、ペダルを離すことで時速40kmを知らせる検査場があります。事前に確認しておくことをおすすめします。
(自分は、ペダルを離すことに気付かず、1回目は時速10kmくらいで・・・)
1回目がダメでも、もう一度は検査できます。2回ダメなら再検査になります。
この再検査は、1日にもう一度しかチャンスはありません。
最後にヘッドライトの光軸と光量の検査です。
これも、ガイダンスに従ってバイクを動かし、エンジンをかけた状態で停車していれば、自動で検査されます。
以上が検査項目になりますが、検査レーンの最初から終わるまで5分程度でしょうか。(いや、そんなにかかっていないような・・・)
もし、検査が通らなかった場合には、何がダメか確認しておくことが必要です。
検査場の近所には、テスター屋さんがあることが多いと思います。
事前にテスター屋さんで、ライトの光軸などを合わしてもらっておくと安心ですが、検査で不合格になった場合に、駆けつけるのもありだと思います。
ですが、検査場の行列に並ぶことを考えれば、テスター屋さんにお世話になってから、検査に臨めば間違いないでしょう。
ライトの光軸、光量以外は、事前に点検で見ておきましょう。
車検の提出書類に、定期点検の記録簿が必要になります。
点検を実施していない場合は、検査の後に点検が必要になります。
安全にバイクに乗るため、きっちり点検をしましょう!!
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