風を切って走る爽快感!手軽に乗れる原付バイクは、通勤・通学の足として、休日のちょっとしたお出かけにと、私たちの生活を豊かにしてくれる魅力的な乗り物です。
しかし、原付バイクは手軽に乗れる反面、公道を走る以上、車と同じく法律で様々なことが定められています。
そこで今回は、原付バイクを手に入れたらまずやるべきことを、ナンバープレート登録、任意保険加入を中心に、分かりやすく解説していきます!
1. 原付バイクを手に入れたら最初にやること – ナンバープレート登録
自転車のように、買ってすぐに乗れるわけではないのが原付バイク。公道を走るためには、必ずナンバープレートを取得し、バイクに装着しなければなりません。
「ちょっとコンビニまで…」とナンバープレート無しで公道を走ると、道路運送車両法違反となり、50万円以下の罰金、または懲役刑が科される可能性も!
面倒だから後回し…は禁物です。
1-1. ナンバープレートを取得するには?
原付バイクのナンバープレートは、市区町村役場で取得します。
必要なものは以下の通りです。
- 販売証明書: 原付バイクを購入した際に販売店から交付されます。
- (申告済証)←販売証明書がない場合は、中古購入であれば、前に登録していた市町村でナンバープレートを返却した際に交付される書類があれば登録できます。
- 身分証明書: 運転免許証や保険証など
- 住民票: 記載事項証明書(発行後3ヶ月以内のもの)←市町村によっては不要なことがあります
手続きが完了すると、ナンバープレートと取り付けるボルト、交付に伴う書類が交付されます。ナンバープレートと交付書類は大切にしてください。
ショップでバイクを購入した場合には、基本的にはすべてやってくれます。ネットなど、個人売買の場合で、自分で登録する場合には、上記の対応が必要になります。
1-2. 自賠責保険への加入は必須!
ナンバープレートを取得する際には、必ず自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)に加入する必要があります。
自賠責保険は、交通事故を起こしてしまい、相手方にケガをさせてしまった場合などに備えるための保険です。
加入期間は、新規で50cc以下の原付バイクの場合、5年が最長となります。
市役所の近くの保険代理店で加入することができます。また、最近ではコンビニでも加入することができますので、ナンバープレートを交付された書類があれば、登録することができます。(記載内容を見ながら、入力するだけです)年数に応じて、金額が変わります。
2. 事故の被害を最小限に!任意保険への加入のススメ
自賠責保険は、被害者への補償を目的とした最低限の保険です。
対して任意保険は、自賠責保険ではカバーできない範囲、例えば以下のような場合に備えることができます。
- 対人・対物賠償: 事故で相手に被害を与えてしまった場合、身体、車、建物などに損害を与えてしまった場合
- 車両保険: 事故で自分のバイクが壊れてしまった場合
- 弁護士費用特約: 事故の際に弁護士に依頼する費用
原付バイクは車体も軽く、事故を起こしやすい乗り物です。万が一の事故に備え、自分自身を守るためにも、任意保険への加入を強くおすすめします。
また、車を所有されている方で、自動車保険に加入している場合は、ファミリーバイク特約がお得です。ただし、原付に乗る方が保険加入者以外の方が乗る場合は要注意です。保険加入者が原付に乗る場合には有効です。
2-1. 任意保険を選ぶ際のポイントは?
任意保険は、補償内容や保険料など、様々なプランがあります。
自身にとって必要な補償は何か、月々の保険料は無理なく支払える範囲なのかなどを考慮し、最適なプランを選びましょう。
例えば、
- 初めて原付バイクに乗る方: 補償内容が充実したプランを選ぶ
- 車も所有している方: 車の保険とセットで契約すると割引になる「ファミリーバイク特約」の利用も検討する
- 年間走行距離が短い方: 走行距離に応じて保険料が変わるプランを選ぶ
など、それぞれの状況に合わせて検討してみましょう。
また、ある程度、加入内容が決まったら、一括見積もりも便利です。ただ自分は、一括見積もりすると、後のメールなどが大量に来るため、精査するのが大変です。
3. 安全で快適な原付バイクライフのために – その他必要なこと
ナンバープレートの取得、自賠責保険・任意保険への加入以外にも、原付バイクを安全に楽しむためには、以下の点にも注意が必要です。
- 交通ルールとマナーを守る: 原付バイクは車両です。信号無視やスピード違反はもちろん、歩道を走行するなどの違反行為は絶対にやめましょう。
- ヘルメットの着用: 原付バイクに乗車する際は、必ずヘルメットを着用しましょう。安全性を高めるだけでなく、法律でも義務付けられています。
- 定期的な点検と整備: 安全に走行するため、ブレーキやタイヤの状態、エンジンオイルの量などを定期的に確認し、必要があれば整備を行いましょう。
- 盗難対策: 原付バイクは盗難被害も多い乗り物です。駐輪する際は、必ず鍵をかけ、さらにワイヤーロックなどを併用するなど、盗難対策をしっかりと行いましょう。
まとめ
今回は、原付バイクを手に入れたらまずやるべきことを中心に解説しました。
ナンバープレートの取得や自賠責保険への加入は、法律で義務付けられているだけでなく、安全で快適な原付バイクライフを送るための第一歩です。
これらの手続きをしっかりと行い、交通ルールを守って、楽しい原付バイクライフを送りましょう!
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