ミラココア|ステアリングラックブーツ交換作業レポート【ユーザー車検前整備】

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前回の記事では、ミラココアのユーザー車検に向けた事前点検の内容をまとめました。その中で唯一の不備だったのが右側のステアリングラックブーツの破れです。ブーツの破損は車検では不合格対象になるため、今回は実際に交換作業を行いました。

この記事では、写真付き手順とあわせて、作業の流れ・注意点・使用した部品についてまとめます。これからユーザー車検を受ける方や、同じ症状で困っている方の参考になればと思います。


ステアリングラックブーツとは?

ラックブーツは、ステアリングラックの可動部を保護する蛇腹状のゴムカバーです。ここが破れると内部に水や砂が入り、グリスが流出して摩耗が進みます。放置するとラック本体の交換という高額修理につながるため、破れを見つけた時点で交換が基本です。
車検前の点検時には、ギリギリセーフではなく、完全にアウトでした。


今回準備したもの

ラックブーツ(車種適合品)



ジャッキリジットラック
タイヤレンチ
・スパナ/ソケットレンチ
・ニッパー(バンド切断用)
・グリス(必要に応じて補充)

※ブーツは楽天で適合品を購入しました。車種・年式・型式で必ず適合確認してから注文してください。


交換手順(写真対応パート)

① ジャッキアップ&タイヤ取り外し

対象側の前輪をジャッキアップし、ウマをかけて安全を確保します。その後ホイールを外します。作業スペースを確保するため、ハンドルは作業側と少し逆に切っておくとやりやすいです。

② タイロッドエンドを切り離す

このやり方が正解かわかりませんが、タイロットにまっすぐ線を引きます。これは、簡単に消えないものを使いましょう。

よくあるのは、タイロットエンドのナットを緩め、ナックルから分離していますが、今回はナックル側を取り外さず、タイロット側を取り外してやりました。
ナットを緩め、タイロットをぐるぐる回していきます。(タイロットエンドブーツも交換しないため、万が一傷をつけてしまえば交換になってしまいます)
ぐるぐる回した回数を覚えておけば、元の位置に戻すことができます。念のため、ラインも引いているので大丈夫かと思いますが。

これが分離した状態です。

③ 旧ラックブーツを取り外す

ブーツバンド(取り付けられていたのは結束バンド)を切断し、破れたブーツを取り外します。この時点で内部の状態を確認します。今回は軽いグリス汚れのみで、水の侵入は見られませんでした。

④ 内部清掃とグリス確認

古いグリスや汚れをパーツクリーナーとウエスで清掃。新しいグリスを薄く補充します。

⑤ 新しいブーツを装着

今回購入したのは、ミラココア用の大野ゴムのものです。バンドも付属していました。

古いものは固くなっていました。
バンドを先に入れて、その後にラックブーツを入れます。

新品ブーツをねじれないように差し込みます。奥まで確実に入っているかを確認してください。

⑥ バンドで固定

バンドを固定します。結束バンドであれば引っ張って、余分を切るだけです。
付属の金属のバンドも同じように、引っ張って、折り返すだけです。

手前のリング側は、この時点ではまだ固定していません。

⑦ タイロッドを元通りに組付け

先にタイロットをタイロットエンドに組付けます。
ここで、外したときの回転数を覚えておけば、その通りに戻すだけです。
最後にナットを締め付けて、最初に引いたラインが一直線になればオッケーです。

ここまで終われば、最後にブーツのリングを締めます。

後は、ホイールを取り付けて終了です。


作業時の注意点

・ブーツのねじれ装着はNG
・バンド固定は確実に
・タイロッドの締結不足は危険
・左右のガタも同時チェック
・できれば簡易トー確認も実施

ハンドルセンターに違和感が出た場合は、後日アライメント確認をおすすめします。


作業時間と難易度

作業時間:約60〜90分
難易度:★★★☆☆(中程度)

特別な技術は不要ですが、安全確保と確実な締結が最重要ポイントです。


交換しておくメリット

・ユーザー車検に安心して持ち込める
・ラック本体の保護
・余計な高額修理を防止

ゴム部品は消耗品なので、早め交換が結果的に安く済みます。


不安な方は、ショップに依頼することをおすすめします。

輸入タイヤ直販店 オートウェイ

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