カムチェーンテンショナー不良が原因だった!低回転の異音トラブルを完全解説

カブ(その他)

カブ90に乗っていると、ある日突然「カタカタ…」「カラカラ…」と、エンジンの左側から異音が聞こえて不安になることがあります。

定期的にエンジンオイルを交換しているのに・・・

今回私のカブ90でも、アイドリング〜低回転でだけ金属音のような異音が発生。中〜高回転になるとほとんど聞こえないという、いわゆる“カブによくある症状”でした。

原因を探っていく中で、最終的にわかったのが カムチェーンテンショナーの不良 でした。
この記事では、同じ症状に悩む方向けに「どんな音だったのか」「原因判明までの流れ」「テンショナー不良の特徴」「対策方法」を詳しくまとめます。


■ 異音の症状:低回転だけ「カタカタ」鳴く

最初に気づいたのは、エンジンが冷えている状態で、キックを蹴ったあとのアイドリング時の小さなカタカタ音でした。

  • 低回転だけ音が鳴く
  • エンジン左側から聞こえる
  • 高回転ではほぼ聞こえない
  • 金属的というよりはチェーンが暴れて当たるような音

この「回転数が低いと音が鳴るけど、高回転では消える」というのがポイント。
経験のある人からすると、すぐに「カムチェーンかも?」と気づく症状です。「カチャカチャ」と小さい音です。オイルが回っていないのかな・・・なんて思ったりして、レベルゲージを確認しても、エンジンオイルは既定値の範囲内です。


■ タペットクリアランスは正常だった

カブの異音といえばまず疑うのはタペット。
タペットは、カタカタ音です。金属の打刻音というような感じですが、今回はちょっと違うような・・・念のため、タペットクリアランスの点検を行いましたが、吸気・排気ともに正常。

「じゃあ何が原因なんだ…?」
と、次に怪しいのが カムチェーンの伸びテンショナーの不良 です。


■ カムチェーンテンショナーとは?

カムチェーンはエンジン内部の「カムシャフトとクランクシャフトを繋ぐチェーン」です。
これが伸びてしまうとチェーンが暴れて音が出ます。その暴れを抑える役目をしているのが テンショナー

古いカブでは、このテンショナー周りの劣化が非常に多く、

  • テンショナーアームが摩耗
  • ガイドローラーの樹脂が割れる
  • スプリングの力が弱くなる
  • 自動調整が効かなくなる

といった症状が起こりやすいです。

まさに今回のケースがこれでした。


■ テンショナーボルトを外して・・・

カブ90(HA02)の場合、エンジン左側の下部にテンショナーボルトがあります。

14mmのボルトを外すと、その中にはカムチェーンのテンショナーがあります。

ドレンボルトを外すと、中から部品が飛び出してきます!!
今回は、このドレンボルトのワッシャーと、スプリング先端の黒いゴムを交換します。
早速、ネットでポチって購入です。

【即納】 ホンダ純正 シーリングワッシャー 14mm 90441-035-000 HD店

価格:231円
(2025/12/1 10:37時点)
感想(0件)

【即納】 ホンダ純正 カムチェンテンショナープッシュロッドヘッド 14566-086-030 JP店

価格:186円
(2025/12/1 10:40時点)
感想(15件)

この部品を交換すれば、音が止まると想定し、作業しました。


■ 分解して原因を特定

取り外した部品を、お決まりの比較です。
取り外したスプリングテンショナーです。

上が新品、下が取り外したものです。
許容範囲の既定値かどうか、測定もせず、即交換です。
見た目でも、かなり縮んでいるのがわかります。金属もお疲れの模様です。手触りでも弾力が弱っています。

お次は、プッシュロッドヘッドの比較です。

右が新品、左が古いものです。
古いものは、あたり面の中央が凹んでいます。ゴムのお疲れの模様です。
これも迷わず、交換です。

この古いプッシュロッドヘッドを取り外して、新しいものを装着します。
取り外した手順の逆で、取り付けていきます。
ドレンボルトのワッシャーももちろん新品に交換です。
ここのワッシャーは、エンジンオイルのドレンワッシャーと違って、めったに開けるところではありませんので、決して使いまわしはおすすめしません。


■ 交換後は異音が完全に解消!

組み立てて、エンジンを始動する前に、キックを蹴って、蹴って、オイルを回します。
その後、エンジン始動して、数分待ちましょう!!

最初は、少し音がしますが、数分後には音が止まっていました。
また、後日、エンジンが冷えている時でも、アイドリングで異音がなることがなくなりました。

エンジンから異音がすれば、いよいよ寿命か・・・なんて思わないでください。

10万キロ目指して、メンテンスしています。

この異音が発生したのは、42,500キロです。
乗り方にもよると思いますが、10万キロまで、もう一度この作業が必要になるでしょう!!


■ カムチェーンテンショナー不良の特徴まとめ

今回の経験をふまえて、テンショナー不良の特徴をまとめます。

🔍 こんな症状があると要チェック!

  • 低回転で「カタカタ」「シャラシャラ」「カラカラ」音
  • エンジン左側から聞こえる
  • タペットは正常
  • 使用状況によるが、走行距離3〜7万km以上

カブ90ではあるあるの故障ポイントなので、同じ症状が出ている人は疑ってみる価値ありです。
交換を検討されている方の参考になれば嬉しいです!!

あなたに最適のバイク保険見つかります!!◇保険の窓口インズウェブ◇

コメント

タイトルとURLをコピーしました