長年カブに乗っている方なら分かると思いますが、働くバイクの代表車、これぞスーパーカブ!
こんなカブはタフなイメージがありますが、決してメンテナンスフリーではありません。
定期的なオイル交換をしているにもかかわらず、3万キロを走破したあたりで、徐々にオイルの減りが気になっていました。
特に気になっていたのが、最近ではオイル交換後に走行500kmを過ぎたあたりで、オイルの量が明らかに減るという現象。
レベルゲージを抜いて確認すると、
- 500km:かなり減っている
- 600〜700km:さらに下がる
- 800kmを超える頃には不安になるレベル
といった状態で、とても“カブらしい安心感”とは言えませんでした。
そんな中、前回のオイル交換時に エンジンオイル添加剤「ゾイル」 を試しに投入してみました。
今回は、その後の走行結果と、オイル減りがどれだけ改善したのかを詳しくレビューします。
■ ゾイル添加前の状態:500kmでオイル減りが顕著
元の症状を詳しくまとめると、次のような内容でした。
● 走行500kmで明らかにオイルが減る
オイル交換した時に、レベルゲージの上限いっぱい入れても、500km走行後には目に見えて減少。
「これは近いうちに腰上OHかな……?」
と不安になるレベル。
● 走行800kmを超えると下限ギリギリ
オイル量がカブの生命線なだけに、毎回ゲージを見るたびにヒヤヒヤ……。
時には、オイルを補充・・・
● 白煙はないが、内部消費が進んでいる
外に漏れている形跡はなく、おそらく
“内部で燃えている=オイル上がり・オイル下がり”
が起きている典型パターン。
正直、このままではエンジンの寿命にも関わります。
■ ゾイルを添加してみた結果…明らかに違う!
オイル交換のタイミングで「ゾイル」を投入。
選んだ理由は以下の3つ。
- 金属表面補修効果がある
- 摩耗面をコーティングし、密閉性を上げる
- 古いエンジンとの相性が良い
そして、ゾイル添加後の走行を開始。
● 走行1,000km後でオイル量は“レベルゲージの下限”
まずここが一番大きいポイントです。
以前なら、
- 500km → 明らかに減っていた
- 1000kmなんて到底持たない
という状況でした。
それがゾイル添加後は、
1,000km走った時点で、レベルゲージの下限ラインにちょうど達する程度。
これは明らかに改善しています。

● 完全に減りが止まったわけではないが「症状はかなりマシ」
もちろん、オイル減りが完全にゼロになったわけではありません。
ですが、
500kmで減っていたのが、1000kmまで持つようになった
というのは、実質オイル消費が“半分になった”計算。
体感的にも違いがあり、
- エンジン音が静か
- アイドリングの安定
- 走り出しの滑らかさ向上
など、走行面のフィーリングにも良い変化が見られました。これは、個人的な感覚かもしれませんが、目に見えて変わったのはオイルの減りが、少し直ったことです。
■ なぜゾイルでオイル減りが改善したのか?
その理由は主に次の2つです。
【理由①】金属表面コーティングにより密閉性が向上
ゾイルは「金属表面改質剤」という分類で、
内部の摩耗して荒れた表面を“平らに近づける”作用があります。
これにより、
- ピストンリングの密閉性向上
- エンジン内部の気密性アップ
- オイル上がり(燃焼室へ侵入)が減少
です。
古いカブ90には特に効果が出やすい部分です。
【理由②】スラッジ除去でオイルの流れが改善
ゾイルには軽い清浄作用もあり、
カーボンやスラッジが落ちて油路が通りやすくなります。
すると、
- オイルが適切に循環
- 異常な摩耗が抑えられる
- 過剰な蒸発も少なくなる
という好循環が生まれます。
その結果が、今回のような「オイル消費の改善」に現れたと考えられます。
■ ゾイルの相性は非常に良い
個人的な結論として、
カブ90のような旧型エンジンにはゾイルは非常に相性が良い
と感じました。
特に、
- 3万km以上走っている
- オイル減りが気になる
- エンジン音がうるさくなってきた
- メンテをしながら長く乗りたい
という方にはおすすめできます。
▼ 今回使ったゾイル(オイル添加剤)
▼ 一緒に使っているおすすめオイル
■ まとめ:完全ではないが、確実に改善した
今回の結論を簡潔にまとめると――
- ゾイル添加前:500kmでオイルが大きく減る
- ゾイル添加後:1000km走行で下限ライン(=消費が半減)
- 完全には治っていないが、確実に改善
- フィーリングも良くなり、長く乗りたい人におすすめ
カブ90のオイル減りは、古い車両ならほぼ“持病”のようなものですが、
ゾイルを入れることで改善すれば、費用対効果は得られると思います。
最後の砦のオーバーホールをする前に、一度ゾイルを試してはいかがでしょうか?
同じ悩みを持っている方には、ぜひ一度試してほしいと感じました。


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