スーパーカブ90奮闘記: フットブレーキランプの沈黙

カブ90

皆さん、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか?

9月も終わりに近づいていますが、まだまだ暑さが残っています。

愛車スーパーカブ90と共に日々の暑い風を感じている僕ですが、先日ちょっとしたトラブルに見舞われました。そう、タイトルにもある通り「フットブレーキランプが点灯しない」という問題です。

信号待ちで停車しようとブレーキを踏むも… ん? もしかしてブレーキランプ点いてない?!

ガラス張りのお店を見ながら、自分のシルエットを確認する。

心臓がドキッと音を立てました。メタボリックのお腹が出てるではありませんか。

いや、ブレーキを踏んでもテールランプが点灯していないではないか。安全に関わる最重要保安部品の故障、これは一大事です。早速、原因究明と修理に取り掛かることにしました。

容疑者1:バルブ切れの可能性

まずは簡単なところから。ヘッドライトやウインカーは問題なく動作しているので可能性は低いですが、念のためブレーキランプのバルブ切れをチェック。(先日、交換したばかりです)結果は… 問題なし。バルブは生きていました。となると、問題はスイッチ周りか配線に絞られます。

容疑者2:ブレーキスイッチの接触不良

スーパーカブ90のリアブレーキには、右足のフットブレーキのバネ付近にスイッチが取り付けられています。

このバネの先端に付いている黒い部品がスイッチです。

カブの構造はシンプルなので、すぐに発見できます。

この黒い部品の下側に出ているところに、バネが引っ掛けられています。要は、ブレーキペダルを踏めば、下の引っ張られて、接点ができる仕組みです。この接点で、通電することにより、ランプが点灯する。

では、このバネを調整して、試してみましょう!!

手でもできますが、17mmのスパナを使って調整します。この部品に取り付けられているナットを回せば、部品が上下に動きます。これによって、バネの引きしろが代わり、調整ができます。

これがブレーキを踏んでいない状態

こればブレーキを踏んだ状態

スイッチ調整、そして復活の光

 ブレーキの遊びが増えれば、踏みしろが大きくなるため、それで点灯していましたが、ブレーキ調整することにより、ブレーキスイッチの引きしろが短くなり、接点ができない状態でした。

 ブレーキスイッチの位置を微調整することにより、点灯しました!!

 一件落着ですが。

 もしこれでも直らないのであれば、スイッチ不良の可能性も考えられます。(スイッチと決めつける前にフロントブレーキも確認しておきましょう)

 そのときは、部品交換も必要になる場合があります。

まとめ:小さな部品の大きな役割

今回のトラブルは、ブレーキランプスイッチという小さな部品の調整不足でしたが、安全運転に直結する重要な問題でした。日頃から愛車の状態に気を配り、定期的な点検を心掛けることが大切だと改めて感じました。

皆さんも愛車のブレーキランプ、正常に点灯していますか?
今回の記事が、少しでも皆さんの愛車と安全運転のお役に立てれば幸いです。

それでは、また次回のスーパーカブ90奮闘記でお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました