愛車スーパーカブ90と末永く快走するために、エンジンオイル選びは重要なポイントです。今回は、スーパーカブ90に最適なオイル選びのポイントと、おすすめのオイルをご紹介します。
スーパーカブ90のエンジン特性を押さえよう!
最適なオイルを選ぶには、まず愛車のエンジン特性を理解することが大切です。スーパーカブ90は、
- 空冷4ストローク単気筒エンジン
- 湿式クラッチ
を採用しています。
空冷エンジンは、構造がシンプルで軽量な一方、冷却効率が低いため、オイルには熱による劣化への強さが求められます。また、湿式クラッチは、エンジンオイルがクラッチの潤滑と冷却も兼ねているため、適切な摩擦係数を持つオイルを選ぶ必要があります。
エンジンオイルの基礎知識
エンジンオイルは、「ベースオイル」と「添加剤」で構成されています。
- ベースオイル: 鉱物油、部分合成油、化学合成油の3種類があり、それぞれ性能や価格が異なります。
- 添加剤: ベースオイルの性能を補い、洗浄分散作用、摩擦低減作用などを付与します。
スーパーカブ90におすすめのエンジンオイル粘度は?
エンジンオイルの粘度は、「SAE粘度」で表記されます。スーパーカブ90には、取扱説明書にも記載されている通り、SAE 10W-30が推奨されています。
- 10W: 冬の始動性を示す数値。数値が小さいほど、低温でも硬くなりにくく、始動性に優れています。
- 30: 高温時の粘度を示す数値。数値が大きいほど、高温でも油膜を保持しやすく、エンジン保護性能に優れています。
オイル選びのポイント
- API規格: エンジンオイルの性能を表す規格です。スーパーカブ90には、SJグレード以上のオイルを選びましょう。最新の規格ほど、省燃費性や排ガス浄化性能に優れています。
- JASO規格: 日本の二輪車専用に制定された規格です。湿式クラッチへの影響を考慮し、JASO MAを取得したオイルを選びましょう。
- ベースオイル: 高回転まで回すことが多い場合は、化学合成油や部分合成油がおすすめです。街乗り中心であれば、鉱物油でも問題ありません。
おすすめエンジンオイル3選!
- ホンダ ウルトラ G1 10W-30 (鉱物油): 純正オイルなので安心感抜群。コストパフォーマンスに優れており、街乗り中心のオーナーにおすすめです。
- カストロール POWER1 4T 10W-30 (部分合成油): エンジン保護性能とコストパフォーマンスのバランスが良いオイル。長距離ツーリングも快適にこなせます。
- モチュール 300V FACTORY LINE ROAD 10W-30 (化学合成油): 高性能オイルとして定評のあるモチュール。高回転域までスムーズに回り、スポーティーな走りを楽しみたいオーナーにおすすめです。
まとめ
エンジンオイルは、スーパーカブ90の性能を最大限に引き出し、長く乗り続けるために欠かせないものです。今回の記事を参考に、愛車に最適なオイルを選び、快適なカブライフを送りましょう!
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