スーパーカブ90オーナー必見!バッテリー上がりの不安を解消!交換手順を徹底解説

カブ90

スーパーカブ90オーナー必見!バッテリー上がりの不安を解消!交換手順を徹底解説

愛車スーパーカブ90と風を切り、どこまでも走っていたい…そんなライダーの皆さま、こんにちは!

日々のメンテナンスは欠かさず行っていますか? エンジンオイル交換やタイヤの空気圧チェックも重要ですが、忘れてはいけないのがバッテリーのメンテナンスです。

「最近ヘッドライトが暗くなったような…」

そんな症状が出てきたら、それはバッテリー上がりのサインかもしれません。

今回は、スーパーカブ90のバッテリー交換について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

なぜバッテリー交換が必要なの?

バッテリーは、エンジンの始動やライト類の電力供給など、バイクにとってなくてはならない存在です。しかし、バッテリーは消耗品。寿命がくると充電しても性能が回復せず、様々なトラブルを引き起こす原因となります。

バッテリー上がりのサイン

  • ヘッドライトやウインカーが暗くなる

   スーパーカブは、キックでエンジンが始動できるので、走り出せないことがないので、なかなか気づきにくいかもしれません。しかし、アイドリング状態でニュートラルランプが点灯している状態で少しエンジン回転を上げたときに、ニュートラルランプが明るくなるなど、判断の目安になります。

 ※バッテリー交換したての場合は、しばらく走ることによって充電されます。

  • ホーンの音が小さくなる

 キーをオンにした状態で、ホーンを鳴らせば、びっくりするくらい音がなります。鳴らし続けたら、近所迷惑になりますので、ご注意ください。

 バッテリーが完全に上がっていれば、鳴りませんが、弱っている場合、ホーンが風引いているように、弱い音しか鳴りません。エンジンがかかっている状態と、音の大きさが違ったり、エンジン回転を上げて鳴らすと音が大きくなったりします。

 ※鳴らしつづけると、近所のおじさんが出てくることがありますので、ご注意ください。

  • カスタムの場合は、セルモーターの動きが重たい感じ

  バッテリーの状態がよければ、元気よくセルモーターが回りますが、弱っていれば、重たい感じあります。エンジン始動まで、数秒遅い感じがあります。キュル、キュル、みたいな感じでかろうじて回っている場合は交換時期かもしれません。走ったあとに、もう一度、セルモーターを回せば復活することがありますが、翌日に弱い状態であれば交換がおすすめです。

これらの症状に心当たりがあれば、バッテリーの寿命が近づいている可能性があります。早めの交換を検討しましょう。

スーパーカブ90のバッテリー選びのポイント

いざバッテリー交換!と思っても、種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。スーパーカブ90に最適なバッテリー選びのポイントをご紹介します。

1. バッテリーの種類

バイク用バッテリーには、大きく分けて以下の3種類があります。

  • 開放型バッテリー: 電解液の補充が必要なタイプ。メンテナンスは必要ですが、比較的安価です。
  • 密閉型バッテリー: 電解液の補充が不要なメンテナンスフリータイプ。価格はやや高めですが、手軽さで人気があります。
  • ジェルバッテリー: 電解液をゲル状に固めたタイプ。漏れる心配が少なく、振動にも強いのが特徴です。価格は高めです。

スーパーカブ90には、メンテナンスフリーの密閉型バッテリーがおすすめです。

2. バッテリーの容量

バッテリーの容量は「Ah(アンペアアワー)」という単位で表されます。スーパーカブ90の場合、純正バッテリーの容量は「4Ah」ですが、カスタム内容や使用状況によっては、より容量の大きいバッテリーを選んだ方が安心です。

3. バッテリーのサイズ

バッテリーのサイズが合わないと、取り付けられません。スーパーカブ90のバッテリーサイズは「YT4L-BS」が一般的です。購入前に必ず確認しましょう。

4. メーカー・ブランド

バッテリーの性能や耐久性は、メーカーやブランドによって異なります。信頼できるメーカーの製品を選びましょう。YUASAやGSユアサ、古河電池などが有名です。最近では、ネットで安価なものが流通していますが、これは好みかと考えます。短いスパンで交換を考えているのであれば、安価なものもありかもしれません。ちょっと前までは、あたりハズレがあるようなことを聞いたことがありますが、最近ではよくなっている話も聞きます。何が真相かは、自己判断です!!

スーパーカブ90のバッテリー交換方法【初心者向け】

それでは、いよいよバッテリー交換の手順を解説していきます。作業自体は難しくありませんが、安全のためにも必ず手順を守って行いましょう。

用意するもの

  • 新しいバッテリー 

  • 10mmレンチ
  • マイナスドライバー
  • 作業用手袋

交換手順

  • 安全確保: 作業前に必ずエンジンを切り、キーを抜いてください。
  • サイドカバー(右側)を外す: 車体右側のカバーをマイナスドライバーで外します。(スーパーカブのエンブレムの上です)

※出先で開けたい場合には、マイナスドライバーがないと思います。そんなときは、10円玉などのコインで開けることができます。バッテリーの反対側のカバーを開けると、工具が入っています。その工具を使うこともできます。

  • バッテリーケースを外す: バッテリーケースは、車体左側、サイドカバー内にあります。10mmのボルトを外して、ケースを取り外します。 

このボルトを外せば、バッテリーを引き出すことができます。

  • バッテリーターミナルを外す: マイナス端子(黒)→プラス端子(赤)の順番で、10mmレンチを使ってナットを緩め、ターミナルを外します。

手前がマイナス端子です。このネジを外して更に引き出します。マイナス端子は、10mmレンチかプラスドライバーで外します。プラスより、レンチのほうがボルトに力がかかると思います。

  • 古いバッテリーを取り出す: 古いバッテリーをケースから取り出します。
  • 新しいバッテリーを取り付ける: 新しいバッテリーをケースに入れ、プラス端子(赤)→マイナス端子(黒)の順番でターミナルを接続します。
  • バッテリーケースを取り付ける: バッテリーケースを元に戻し、マイナスドライバーでネジを締めます。

バッテリー交換後の注意点

  • バッテリーターミナルの接続が緩んでいないか、再度確認しましょう。
  • 取り外した古いバッテリーは、適切な方法で処分しましょう。

バッテリー交換で快適なカブライフを!

バッテリーを交換することで、エンジンの始動性やライト類の明るさが復活し、快適なライディングを楽しめるようになります。

今回の記事を参考に、ご自身でバッテリー交換に挑戦してみて下さい。愛車スーパーカブ90と、これからも長く楽しい時間を過ごしましょう!

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