軽トラのキャリイ(DD51T)エンジンオイル交換
交換に必要なものと道具
2シーターのオープンカー、私の相棒の軽トラ。何も気にせず、あんなところやこんなところへ行ける!!
旧車でもなく、高年式でもない。中途半端に古い、DD51T。
老人のような軽トラですが、今でも大活躍します。
乗れば乗るほど愛着が湧く軽トラですが、今回はエンジンオイルを交換します。
エンジンオイルの交換は、適切な準備と道具があれば自宅で簡単に実行できる作業です。キャリイ(DD51T)でエンジンオイルを交換するために必要なものと道具の一覧です。
必要なもの
- 新しいエンジンオイル: 推奨される粘度は一般的に10W-30です。車のメーカー推奨の粘度を確認することが重要です。 ダッシュボードに入っている取扱説明書の最後の方に書かれています。
・ドレンボルトとパッキン: ドレンボルトとそれに使用する新しいパッキン。
- レンチやソケット: ドレンボルトを緩めるために17mmのメガネかソケットが必要です。
- トルクレンチ: ドレンボルトを正確に締めるために必要です。
- オイルジョッキ: 新しいオイルを注入するために、適切な量を測り、注入するために使用します。ロングノズルが便利です。
- オイル処理箱またはコンテナ: 使用したオイルを適切に処理するための容器。
- ウエスとパーツクリーナー: 作業中に使用するための汚れ防止と部品のクリーニングに使用します。
交換の手順
1. 車両の準備
車両を平らな場所に停車し、エンジンを冷ましてから作業を開始します。もし、しばらく停車して、エンジンが冷めている状態から行う場合は、エンジンを始動して、3分間くらい暖気しましょう。エンジンオイルが冷めているを時間がかかったり、思っている量をすべて排出できないことがあります。
2. ジャッキアップ(必要に応じて)
- 一部の車種では、ジャッキアップが必要ない場合もありますが、キャリイの場合、ジャッキアップしなくても、作業はできます。ただ、よりスペースを確保するために、ジャッキアップやスロープで空間を確保することも検討しましょう!!
3. ドレンボルトの位置確認
- ドレンボルトは運転席側のフロントタイヤの後ろに位置しています。車体に少し潜る感じで、ドレンボルトにアクセスできます。
4. ドレンボルトを緩める
- 17mmのレンチやソケットを使用してドレンボルトを緩めます。
(写真は見にくいですが、フロント側にボルトが取り付けられています)
工具で緩めて、手で回します。完全に外す前に、オイルドレンパン(オイル受け)を下に置いておきます。
5. エンジンオイルを抜く
- ドレンボルトを完全に外し、エンジンオイルが流出します。オイルがほとんど抜けたら、新しいドレンパッキンを取り付け、ドレンボルトを35N・mで締めます。締めるときには、ドレン周りに付着している汚れが入らないように気をつけましょう!!
締める時は、手締めで締まるところまで締めて、最後に工具で!!
トルクレンチを使用して締めましょう!!
6. オイルフィルターの交換(必要に応じて)
- オイルフィルターも同時に交換する場合は、古いフィルターを外し、新しいフィルターを手締め後に3/4回転で固定します。
ちなみに今回は、このオイルフィルターです。
7. 新しいエンジンオイルを注入
- オイルジョッキを使用して新しいエンジンオイルを注入します。キャリイ(DD51T)の場合、約3.1Lのオイルが必要です。オイルレベルゲージで確認しつつ、適切な量を注入します。
オイルフィルターを交換しない場合は、2.9Lです。
8. 作業の確認と終了
- 全ての作業が終了したら、エンジンを起動し、オイル漏れがないか確認します。使用したオイルを適切に処理します。念のため、オイルドレンボルトとオイルフィルターの周りからエンジンオイルが滲んでいないか、よく確認しましょう!!
その他の注意点
交換頻度
- エンジンオイルの交換頻度は一般的に3,000km~5,000km、または6ヶ月ごとのいずれか早い方が推奨されています。
- メーカー指定のオイルは、10W30だった記憶がありますが、自分は5W40のオイルを使用しています。だいたい2500kmから3000kmまでに交換していますが、粘度も維持されており、真っ黒になっていない状態で交換できています。また、交換後にエンジン音に変化もなく、レスポンスに変化がないため、交換した最初からドレンから抜かれる最後まで、パフォーマンスを維持してくれていると、勝手に思っております。
- 安いオイルは、交換すれば、顕著に変化を感じることができます。
こまめに交換することもいいと思いますが、最初から最後まで劣化しにくいオイルもいいと思います。どちらがいいのか、これは答えがわかりません。
結論
キャリイ(DD51T)のエンジンオイル交換は、適切な道具と準備があれば自宅で簡単に実行できる作業です。上記の手順と注意点を参考に、安全かつ効率的に交換を行うことができます。定期的なメンテナンスにより、車両の性能と寿命を保つことができます。
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