新しいカブが続々と出回っている今日この頃。
今となっては、旧車の域まであと少しですが、毎度恒例のカブ90のエンジンオイルを交換します。
エンジンオイルは、1番大切なメンテナンスと言っても過言ではありません。もちろんブレーキやタイヤなども大切ですが、10万キロ走るために、欠かすことのできないのがエンジンオイルの交換です。
自己流でアテにはなりませんが、これからオイル交換を考えている方の参考になれば幸いです。
なぜエンジンオイル交換が必要なの?
エンジンオイルは、エンジンの各部品を潤滑し、摩擦を低減させることで、エンジンの寿命を延ばす重要な役割があります。
使用するうちにオイルは劣化し、潤滑性能が低下したり、汚れが溜まったりします。劣化したオイルを使い続けると、エンジン内部の摩耗が進み、最悪の場合、エンジンが焼き付いたりする原因となります。
定期的なオイル交換は、カブ90のエンジンを長く、そして快適に乗り続けるために、必要不可欠なメンテナンスなのです。
だからこそ、10万キロを目指しているカブ90にとっては、オイル交換は必須条件となります。
オイル交換に必要なものリスト
オイル交換に必要なものを一つずつ確認していきましょう。
こんなもんわかっていわい!!って方はスキップして読んでください。
- エンジンオイル
- カブ90の指定オイルは、API規格:SG級以上、SAE規格:10W-30または10W-40 の4サイクルエンジンオイルです。
- オイルの種類は、鉱物油、部分合成油、全合成油がありますが、普段使いであれば鉱物油で十分です。
- オイルの量は、0.6L(オイルフィルターを交換する場合は0.8L)です。必ずカブ90の取扱説明書を確認してください。
このオイル量は覚えていなくても、オイルフィラーキャップの上側に貼られているステッカーに記載されていますので、それを見ればわかります。 - おすすめオイル例:
Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G1 SL 5W-30 4サイクル用 1L 08232-99971:(鉱物油)純正品なので安心感があります。
【期間中全品ポイント7倍!!】カストロール POWER1 4T 10W-40 1L 4サイクルオイル エンジンオイル:(部分合成油)性能と価格のバランスが良いです。
【即納】 モチュール MOTUL 300V 100%エステル化学合成 4スト エンジンオイル 10W40 1リットル 112669 JP店:(全合成油)高性能を求める方におすすめです。
自分は、毎回ホンダのウルトラG1を使用しています。
- オイルジョッキ【期間中全品ポイント7倍!!】KYK オイルジョッキ 1L 90-001 バイクパーツセンター
- オイルドレンボルト用レンチKTC M5-1719 45°×6°ロングめがねレンチ サイズ17×19mm メガネレンチ
- カブ90のドレンボルトは通常、17mm のレンチを使用します。
- メガネレンチ、ソケットレンチなど、使いやすいものを選びましょう。
- 力を入れやすいレンチがおすすめです。ただし、力の入れすぎは、禁物です!!!
- ソケットレンチの場合は、エクステンションバーがあると作業がしやすいです。
3.オイルドレンパン 8L STRAIGHT/36-380 (STRAIGHT/ストレート)
- 古いオイルを受けるための容器です。
- 廃油パック、オイルパンなどを使用します。
- 容量は2L程度あれば十分です。
- 廃油パックは、使用後の処理が楽なので便利です。
- ついでにウエスも準備しておいた方がいいです!!
4.ドレンワッシャー(ドレンワッシャー交換時のみ)
- オイル漏れを防ぐため、毎回新品に交換しましょう。自分のカブの場合、2回から3回に1度の頻度で交換していますが、真似しないように!基本的には、毎回交換です!
- カブ90のドレンワッシャーは、アルミ製です。
- サイズは、ドレンボルトと同じサイズのものを選びましょう。
- パーツクリーナーアストロ WT840 ブレーキ&パーツクリーナー 840mL | 大容量 パークリ 金属クリーナー 金属部品 洗浄 精密機器 油汚れ 逆さ噴射可能
- 軍手または作業用手袋【50枚入り】 強力 グリップ グローブ 【Dino Glove ダイノグローブ】 左右両用 塩化ビニール 手袋 | ブラック 粉なし 自動車 整備 箱単位 油作業 DIY 産業 加工 衛生 使い捨て ディスポ ビニール グローブ 耐洗剤 作業 滑らない グリップ力
- オイルで手が汚れるのを防ぎます。
- 滑り止めが付いているものがおすすめです。
- 使い捨ての手袋も便利です。
- 軍手の場合は、オイルが染み込めば、手に付いてしまいますので、ゴム系で耐油のものがおすすめです。
オイル交換頻度の目安
カブ90のオイル交換頻度は、一般的に3,000km走行毎、または半年に1回が目安です。ただし、走行状況やオイルの種類によっても交換頻度は異なります。
街乗りで、エンジンを高回転に回さない方や、それほど距離を乗らない方は、3000kmでも大丈夫かもしれませんが、オイルの劣化具合を見て、交換がおすすめです。
といっても、定期的にゲージを見て、粘度を確認することなんてしませんよね?
自分は、年中、暖機運転もせず、ストップ&ゴーの繰り返しで、20km近く走ります。また、高回転を継続していますので、3000kmも想定していません。(だいたい1000kmから1500kmで交換しています)
そのため、毎回オイル交換時に排出されるオイルを確認して、次回のオイル交換時期を検討しています。夏と冬でも、若干違いがありますが、夏は特に交換頻度が早くなります。
部分合成油や全合成油を使用すれば、もう少し頻度を抑えれるかもしれません。
以下の内容を参考に!!
- 短距離走行が多い場合:エンジンが温まる前に走行を終えることが多いため、オイルの劣化が進みやすくなります。
- 高回転を多用する場合:オイルの劣化が早くなります。
- 悪路走行が多い場合:エンジンに負担がかかるため、オイルの劣化が進みます。
- オイルの種類:鉱物油は劣化が早いため、早めの交換が必要です。部分合成油、全合成油は比較的劣化しにくいです。
交換手順
まずはお決まりのオイルフィラーキャップを開けます。ここが開かないと、新しいオイルを入れることができません。それと、オイル量と色を確認しておきましょう!!本気なら、触って粘度も確認しておきましょう!!
ここで、もしオイル量が著しく減っていた場合は、トラブルの予告かもしれません。オイルを抜いてしまえば確認ができませんので、このタイミングで確認しておきましょう。
エンジンの下に、オイルドレンパン 8L STRAIGHT/36-380 (STRAIGHT/ストレート)を置きます。
17mmのメガネレンチを使用して、ドレンボルトを外します。回す方向に注意です!!
写真右側から左側に回すと緩みます!!
黒いオイルが出てきます。しばらく放置です!!
その間に、Honda(ホンダ) 2輪用エンジンオイル ウルトラ G1 SL 5W-30 4サイクル用 1L 08232-99971を0.6リットル準備しておきます。
オイルドレンに新しいワッシャーを取り付けて、
まずは手締めで、最後に工具です。
締め付けトルクは、24N.mだそうです。
己のハンドパワーを信じて、トルクレンチではなく、手リクルレンチを使用して、勘で締め付けます。
24という数字は、そこまでカンカンに閉める必要はないと思います。
皆さんは、トルクレンチを使用して、しっかりドレンボルトを管理しましょう。
0.6リットルのエンジンオイルを注入します!!
その後は、エンジンをかけて、数分後に、もう一度オイル量を確認して、ドレンボルトからオイルが漏れていないか確認しておきましょう!!
まとめ
カブ90のエンジンオイル交換は、愛車を長く乗り続けるために非常に重要なメンテナンスです。
毎回、ショップに依頼してもいいですが、道具を揃えて毎回自分ですることも楽しみのひとつです!!
(ただ、自信がない場合は、プロにお任せすることがおすすめです。)
必要なものをしっかり揃えて、正しい手順でオイル交換を行いましょう。この記事が、皆さんのカブ90ライフのお役に立てれば幸いです。(自己責任で作業を行ってください)
安全に気を付けて、快適なカブ90ライフをお楽しみください!
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